こまめな剪定が長持ちのコツ!壁面緑化のお手入れ方法を学ぼう!

Posted on 2020年9月1日こまめな剪定が長持ちのコツ!壁面緑化のお手入れ方法を学ぼう! はコメントを受け付けていません

葉や蔓が多すぎると様々なトラブルが生じる

壁面緑化は建物の壁に植物を這わせて日光を遮り、室温の急激な上昇を防ぐための工夫です。しかし闇雲に葉を茂らせたり、蔓や枝を増やすのは良くありません。栄養が全体に行き渡らずに成長が止まってしまうことがあります。また、配線や配管に引っかかることで破損する可能性も否定できません。害虫や病気の被害に遭うリスクも大きくなるので、壁面緑化を行う際は常にお手入れができるように準備をする必要があります。

剪定は余分な葉や蔓を取り除くのが目的

剪定は栄養が分散する原因である余分な葉や蔓を取り除くのが目的です。壁面緑化は建物の壁全面に植物を這わせる必要があるので、背丈が伸びないと遮熱効果が得られません。栄養が葉や蔓に取られると、それだけ背丈が伸びにくくなります。早く壁全面に這わせるためには苗の段階から最低限の葉や蔓だけを残して剪定するのが重要なポイントです。その一方で成長に必要な分の葉も誤って取り除くと大きくならないので、品種ごとの特徴を踏まえて扱うことを忘れてはいけません。

害虫や病気を防ぐための薬剤散布は必須

壁面緑化が失敗する原因の多くは害虫や病気です。植物が傷み、場合によっては枯れてしまうこともあります。一度枯れた植物は再生させるのが非常に難しいので、害虫や病気の被害に遭わないことが肝心です。壁面緑化用の薬剤を散布して被害を未然に防ぐのがもっとも効果的な方法ですが、薬剤が近隣に飛散しないように配慮するのがマナーです。特に建物が密集している地域では使用する量や風向きなど、様々な事柄に気を配ることが大切と言えるでしょう。

壁面緑化をすることにより、日光が室内に入ることを遮断して室内の温度上昇を抑えて、夏を涼しく快適に過ごすことができます。